太陽戦隊サンバルカンについて

地球征服を企んだベーダー一族はバンリキ魔王の反乱と電子戦隊デンジマンの活躍により倒され、平和な世の中が戻ってきた。
だが、その平和は長く続かなかった。北極に本拠を置く機械帝国ブラックマグマが世界征服を目指して動き始め、火山国である日本の地熱を狙って日本への侵略活動を開始した。
これに対抗して、国連サミットは世界最高水準の軍事力と国家権力を有した直属の特殊軍隊・地球平和守備隊(正式名称・“Guardians of World Peace”)の設立を決定。同部隊の中からの選抜されたメンバーによる特殊部隊の結成を満場一致で決議した。嵐山大三郎が率いる彼らこそが「太陽戦隊サンバルカン」である。サンバルカンは華麗な陸・海・空の動物的アクションと巨大メカ・サンバルカンロボなどを駆使してブラックマグマとの戦いを展開する。

最大の特徴は戦隊チームが男性3人のみであること。これに対して放映時から女児をはじめとした視聴者から女性メンバーの復活を望む声が多数寄せられた。そのため翌年の『大戦隊ゴーグルファイブ』では女性メンバーが復活した5人となり、これ以降女性メンバーのいない作品は製作されていない。また、リーダーであるバルイーグルが途中でNASAに「パイロットとしての技量を見込まれ、転任」するという設定で交代したが、戦隊シリーズで中心的な役割を持たされているレッド役が途中で交代したのもこの作品が唯一である[1]。また、この交代劇により、名乗りのポーズも変わっている。歴代の戦隊での名乗りポーズが変わったのも、シリーズ初。必殺技「バルカンボール」も、バレータイプからサッカータイプへと変わっている。
もう1つの大きな特徴として、前作『電子戦隊デンジマン』のラストで姿を消した敵役・ヘドリアン女王がブラックマグマの手によって復活した、という設定で引き続きレギュラー出演したことが挙げられる。ヘドリアン女王は本作中の台詞でデンジマンのことに触れており、また嵐山長官がデンジマンやデンジ星人のことを詳しく知っていることも本編内で語られている。つまり『デンジマン』と『サンバルカン』は同じ世界のストーリーであり、本作は『デンジマン』の続編にあたる。『デンジマン』の稿でも述べられているように、デンジマンに変身して戦った前作の5人がカメオ出演する案もあった。作品ごとに世界観をリセットするスーパー戦隊シリーズの中で続編が作られた唯一のケースである。
企画当時は「プラズマン」だったが既に商標登録されていたため変更された。サンバルカンロボの技である「太陽剣オーロラプラズマ返し」やED曲である「若さはプラズマ」に名残がある。
サンバルカンロボは戦隊シリーズ初の複数のメカが合体して完成するロボットであり、バルイーグルは戦隊シリーズ初の「刀を持った(剣をメイン武器にした)主人公(レッド)」である。当作品以降、「刀剣を個人武器とするのはレッド」という傾向が多く見られるようになる。
商業的には本作のサンバルカンロボが55万個を販売し戦隊ロボとしてはトップレベルの売上を達成。その反面、ジャガーバルカンが不振に終わり、前2作でメインアイテムだった母艦メカに代わって、本作以降はロボットが戦隊のメインアイテムになる。
『ジャッカー電撃隊』以降のスーパー戦隊シリーズはアニメよりも商業的価値が低く見られており、本作も玩具業界の注目は低かったが、本作のヒットにより次回作『ゴーグルファイブ』は大きな期待がかけられるようになる。
サンバルカンの由来は「サン(太陽)」+「バルカン(ローマ神話の火の神)」である。また、初放映時の新聞などの番組説明文では、「サン(太陽)」+「バルカン(火山)」であると記述されている。

Wikipediaより引用