電磁戦隊メガレンジャーについて

諸星学園高校3年・伊達健太は、巷で人気のアーケードゲーム「メガレンジャー」を遊ぶためにゲームセンターにやってきたところを謎の男たちにスカウトされ、とある施設に連れて行かれる。男たちは世界科学者連邦(I.N.E.T.)の職員で、健太はI.N.E.T.のあるプロジェクトに抜擢されたのだという。
健太が詳細を聞こうとした時、施設-I.N.E.T.の拠点であるデジタルセンターを激しい衝撃が襲い、ついでこの世のものならざる異形の存在が襲撃してきた。混乱の中、偶然センターに見学に来ていた同じ高校の「デジタル研究会(デジ研)」部員、遠藤耕一郎・並樹瞬・城ヶ崎千里・今村みくと落ち合った健太を前に、I.N.E.T.の指導的科学者・久保田衛吉は言う。異形の存在とは「ネジレジア」という異次元からの侵略者であり、健太はI.N.E.T.が組織したデジタル戦士・メガレンジャーとして、ネジレジアの侵攻から地球を守るべく選ばれたのだと。アーケードゲーム「メガレンジャー」とは「電磁戦隊メガレンジャー」候補のために作られた訓練用シミュレータだったのだ。さらに、機能停止したエレベーターを連携して再起動させたデジ研4人の優秀さに目を見張った久保田は、彼らにもデジタイザーを渡し、インストールしてI.N.E.T.職員がシャトルで脱出するまでの間、ネジレジアを食い止めるよう依頼するのであった。
好奇心からメガレンジャーになることを応諾した健太たちであったが、それは「地球防衛の任務」と「卒業」を1年後に控えた高校生活、熾烈な二重生活の始まりを意味していた…。

本作品の大きな特徴として、1995年頃から急速に普及が進んだインターネットや携帯電話、パソコン、衛星放送など、いわゆる「デジタル」な要素が多く取り入れられたという点が挙げられ、メガレンジャーが持つ特殊能力「デジタルパワー」を始め、各種演出などにこうした要素が反映されている。また、物語初期には格闘ゲームの影響を受けた演出も見られる。この他コンピュータグラフィックス技術の発達により、それまでのミニチュアやビデオ合成では描写不可能だったリアルかつダイナミックな特撮場面が増え、一方では新ロボやパワーアップのエピソードでもドラマ性を強調するなど一話一話が見ごたえのある作品となった。
『高速戦隊ターボレンジャー』以来8年ぶり2度目の高校生戦隊であり、修学旅行を題材にしたストーリーも制作されるなど、彼らの学園生活を描く努力も行われている。また、学校場面についてはリアルさを出す目的もあり、埼玉県加須市にある実際の学校施設(平成国際大学)を使ってロケが行われた。現時点では最後の高校生戦隊である。
本作品ではブラックがリーダー、サブリーダーがイエローと設定されており、レッドはこれまでの作品とかなり違う切り込み隊長的な描写がなされているなど、当時としては珍しくレッドがリーダーでない戦隊である。設定の関係上、2012年現在、変身前と変身後における「本名とコードネームの使い分け」が徹底された最後の作品である[1]。敵と一般人の双方に正体を隠していたのも最後の戦隊である。
バブル崩壊による玩具のロープライス化を受け、本作品における1号ロボ「ギャラクシーメガ」は、「電磁合体」の合体コードで示されるように合体ロボであるものの、構成的には変形ロボに近いものとなっている[2]。一方、中盤でギャラクシーメガに代わって登場したメガボイジャーは再び5体合体となっている。
OPのタイトルコールは、冠名である「電磁戦隊」を戦隊メンバー役の5人が、戦隊名である「メガレンジャー」を、メンバー役とは異なる人物[3]が英語本来の発音に近い形でコールするという、他作品にはない非常に特異な形式をとっている。また、番組内のテロップも前作『激走戦隊カーレンジャー』から一新され、写研製のフォント・ゴーシャEの書体が使われた[4]。
『未来戦隊タイムレンジャー』第51話では、タイムレンジャー5人がタイムジェットで本作の世界を見に来たという設定で本作の映像が流用されている。

Wikipediaより引用