爆竜戦隊アバレンジャーについて

恐竜が生息していた6500万年前(白亜紀末期から古第三紀初期)、地球に巨大な隕石が衝突。その衝撃によって次元の歪みが生じ、地球は人類が住む地球「アナザーアース」と異次元空間にある地球「ダイノアース」に分裂した。
氷河期が訪れなかったダイノアースでは、恐竜が進化した知的生命体・爆竜と、人類によく似た種族・竜人が共存していたが、「エヴォリアン」を名乗る高度な科学力を持った侵略者集団との激しい戦いの末、壊滅的な被害を負う。そしてエヴォリアンはアナザーアースをも侵略し始めた。一方、ダイノアースでエヴォリアンに対するレジスタンス活動を行っていた竜人・アスカ(アバレブラック)もまた、アナザーアースを救うべく現れた。精神エネルギー「ダイノガッツ」を強く持つ者を求める彼の呼びかけに応えた伯亜凌駕(アバレッド)・三条幸人(アバレブルー)・樹らんる(アバレイエロー)の3人の若者は、アスカと共にアナザーアースを守るべく、爆竜と心を通わせてエヴォリアンと戦う。

『仮面ライダークウガ』の続編を求める要望に応えるため、同作でメインライターを務めた荒川稔久をはじめとするスタッフ陣が、『クウガ』と同様のテーマを盛り込んだとされる[1]。ストーリー展開は多岐にわたり、例年に比べギャグコメディ色が強い一方、非常にハードかつシリアスな重いストーリーも展開された。
主人公たちのパートナーである爆竜は、人間と対等の知的生命体と位置付けられており、主人公たちと彼らの交流も重点的に描かれている。
メンバー構成は前作と同様に3人構成を踏襲しつつも、司令官格のキャラも変身するという変則的なものとなっており、実質的には『ジャッカー電撃隊』のように4人編成となっている。また、中盤から登場するアバレキラーは、アバレンジャーと敵対しつつもエヴォリアンとも微妙な距離をとる、いわゆる「第三勢力」の要素も持つ異色のキャラクターとして描かれた。また、脚本の荒川によるとキラーは最後まで敵のまま登場させるつもりだったとのことである[要出典][注 1]。
また、パートナーである爆竜の特性を活かした「アバレモード」や、後半から登場したレッドのパワーアップ形態「アバレマックス」といった「多段変身」の概念を始め、OP前のアバンタイトル[注 2]、CM前後に挿入されるアイキャッチのBGMの統一、本編のミニコーナー[注 3]を導入、そして本編終了時の「つづく」に代わるタイトルロゴ表記[注 4]など、後続の作品においても引き継がれた要素が複数導入されている。
本作では敵怪人が2系統存在し、従来の怪人に当たるトリノイドの他、巨人タイプの怪人であるギガノイドが不定期で登場する。ギガノイドはトリノイドとの関連性がほぼない独立した存在である。
音楽を担当した羽田健太郎が司会を務めていた『題名のない音楽会21』(2003年5月4日放送分)で遠藤正明が挿入歌「爆竜合体!アバレンオー」を歌ったり、『子連れ狼』の登場人物が本作に登場(本編第12話)したり、アニメ『釣りバカ日誌』との相互コラボレーションでお互いの登場人物が両作に登場(『釣りバカ』31話[注 5]・本編第26話[注 6])したりと、テレビ朝日系の他番組とのコラボレーションも積極的に行われた。
本作における主人公たちの拠点・「恐竜や」は、メインライターの荒川が戦隊シリーズに継続参加し続けたこともあり、スーパー戦隊Vシネマを中心に、アバレンジャーが登場しない作品にまで「登場人物にゆかりのある店」としてその名前が登場。本作品から『炎神戦隊ゴーオンジャー』までと『海賊戦隊ゴーカイジャー』の各作品に登場する。
途中からではあるが、スーパー戦隊シリーズ初の地上デジタル・アナログ同時放送でもある。
本作の初期メンバーの変身アイテムがブレスであるが、次に変身アイテムがブレスになるのは9年後の『特命戦隊ゴーバスターズ』であり、それまでの変身アイテムは携帯電話が中心となった。また、ゴーバスターズ以前の戦隊では、追加戦士がブレスのことはあったが、初期メンバーはブレスではない[注 7]。

Wikipediaより引用